2015年 05月 29日
【六甲トレールランニング】
日頃からメインのスポーツとは別の、何か他のスポーツをクロストレーニングとして取り入れた方がよい・・・とはスポーツ科学の分野ではよく言われていることであるが、僕の場合クロストレーニングとして、トレールランニングやトライアスロンを取り入れている。
クライミングばかりしていると有酸素運動が不足しがちなので、コンディショニングとしてこれらの有酸素運動を取り入れている。
そして時々であるが、長いトレールランニングに出たり、トライアスロンのレースに出たりする。
昨日は久しぶりに六甲山を走ってみた。
ただ学生時代に自転車で膝をこっぴどく痛めた古傷があり、ランニングをあまり長時間続けると、この古傷が痛み出して歩くこともままならなくなってしまう。
最近この膝痛対策でテーピングを試していて、これがなかなかの効果がありそうなので、どのくらいこれが通用するか、本格的なトレールランニングで試してみようと思った。
いつも六甲を走る時、家の位置から近い宝塚をスタート地点にしている。
もちろんいきなり須磨までの全山縦走路56kmを走りきれるとは考えていないので、ゆっくり目に家を出た。
これまで何度かトライしてきたが、いつも摩耶山のあたりで膝の故障が出始め、長い摩耶山の下りで完全にだめになってしまい、布引の滝から新神戸駅に膝の激痛に耐えながらビッコを引いて敗退する・・・といったパターンだった。
昨日は宝塚駅でしっかり膝にテープを巻いて、10時前に走り始めた。



いつもの事ながら、宝塚駅から塩尾寺までの住宅街の上り坂が最も苦しく感じられる。
塩尾寺から山道に入ってしまえば、最初は多少きつい登りが続くが、途中から快適なトレールランニングとなる。
調子の悪い時には、最高峰手前の急なアップダウンで膝に違和感が出始めることもあったが、今回は最高峰を過ぎても全く違和感なく快調に走ることが出来た。


しかし記念碑台を過ぎる頃から少し左膝に重い違和感を感じ始めた。特に下りで違和感が発生する。
ところが斜面の傾斜が平坦になるとその違和感が消えて行く。
これは明らかにテーピングの効果が出ているのだな・・・と思う。
しかしそうこうするうちに道はアゴニー坂にさしかかり、長い下りを走っていると膝の違和感が本格的な痛みに変わってきた。


掬星台に着く頃には膝の痛みも本格化していたが、これまでのように歩行にも支障をきたすような痛みではなかった。
ここで少し休み、問題の摩耶山の長い下りを走り始めた。
これまでよりはだいぶんマシではあるが、やはりこの長い下りに膝は耐えきれず、途中からはビッコを引きながらの下りとなった。

市ヶ原まで下った時、このままいつものように下山するのか、右へ曲がって縦走を続けるのか、少し考えた。
「ここまでよく頑張ったんだから大事を取って、本当に歩けなくなる前に三宮に下って餃子と冷たい生ビールにしようぜ!」と、心の中の悪魔が囁いている。
しかし少し座って考えていると、みるみる膝の痛みが弱くなってきた。
これはもう少し行けるかも・・・
あたりに人がいなかったので、ベンチに座ってランニングタイツを膝下まで脱いで、左足のテーピングをもう一度きつめに巻いてみた。
そして少し歩いてみると重い違和感はあるものの、痛くない!
これは確実にテーピングの効果が出ている。
もう心の中の悪魔はすっかり姿を消していた。
市ヶ原から川を渡り、これまで足を進めることが出来なかった鍋蓋山への道を進み始めた。
何となくこの日は鵯越まで行けたらいいな・・・と思っていたが、それが現実のことになりそうだ。
しかしこの先、鍋蓋山と菊水山という大きなアップダウンが2つもある。
ここで本当に大事を取って、この先はランニング無しで歩くことに決めた。


いくらテーピングが効いているからとはいえ、負傷してしまっていることに変わりはなく、やはり鍋蓋山の急な下りでは歩行状態でも膝にかなりの激痛が走った。
しかしこれが菊水山の登りになると嘘のように楽になった。

最後の菊水山の長い下りを痛みを耐えて下り、日暮れ前には鵯越の駅に着くことが出来た。

この後は電車で新開地まで下り、予てから気になっていた立ち飲みやさんへ。
一杯目の生ビールが死ぬほど美味かった。
悪魔の囁きに従って三宮で飲むビールは、美味いことは美味いだろうけど、ここまで美味くは無かったはずだ。

そして店の大将おすすめの「豚の胃袋」!
茹でた豚の胃袋にたくさんのパクチー添え。これは絶品だった!
この応用はいろんな場面で使えるなぁ・・・

なぜか知らんが立ち飲み屋にGibson SGのダブルネックが飾ってあった。
大将にこれ弾かれるのですか?と訪ねると全く弾けない。ただの飾り物だ・・・と言ってたけれど、立ち飲み屋の飾りにしてはあまりにもミスマッチで凄すぎる・・・???
今後更に膝対策を進めて、いつかは須磨まで走りきりたいと思う!!
日頃からメインのスポーツとは別の、何か他のスポーツをクロストレーニングとして取り入れた方がよい・・・とはスポーツ科学の分野ではよく言われていることであるが、僕の場合クロストレーニングとして、トレールランニングやトライアスロンを取り入れている。
クライミングばかりしていると有酸素運動が不足しがちなので、コンディショニングとしてこれらの有酸素運動を取り入れている。
そして時々であるが、長いトレールランニングに出たり、トライアスロンのレースに出たりする。
昨日は久しぶりに六甲山を走ってみた。
ただ学生時代に自転車で膝をこっぴどく痛めた古傷があり、ランニングをあまり長時間続けると、この古傷が痛み出して歩くこともままならなくなってしまう。
最近この膝痛対策でテーピングを試していて、これがなかなかの効果がありそうなので、どのくらいこれが通用するか、本格的なトレールランニングで試してみようと思った。
いつも六甲を走る時、家の位置から近い宝塚をスタート地点にしている。
もちろんいきなり須磨までの全山縦走路56kmを走りきれるとは考えていないので、ゆっくり目に家を出た。
これまで何度かトライしてきたが、いつも摩耶山のあたりで膝の故障が出始め、長い摩耶山の下りで完全にだめになってしまい、布引の滝から新神戸駅に膝の激痛に耐えながらビッコを引いて敗退する・・・といったパターンだった。
昨日は宝塚駅でしっかり膝にテープを巻いて、10時前に走り始めた。



いつもの事ながら、宝塚駅から塩尾寺までの住宅街の上り坂が最も苦しく感じられる。
塩尾寺から山道に入ってしまえば、最初は多少きつい登りが続くが、途中から快適なトレールランニングとなる。
調子の悪い時には、最高峰手前の急なアップダウンで膝に違和感が出始めることもあったが、今回は最高峰を過ぎても全く違和感なく快調に走ることが出来た。


しかし記念碑台を過ぎる頃から少し左膝に重い違和感を感じ始めた。特に下りで違和感が発生する。
ところが斜面の傾斜が平坦になるとその違和感が消えて行く。
これは明らかにテーピングの効果が出ているのだな・・・と思う。
しかしそうこうするうちに道はアゴニー坂にさしかかり、長い下りを走っていると膝の違和感が本格的な痛みに変わってきた。


掬星台に着く頃には膝の痛みも本格化していたが、これまでのように歩行にも支障をきたすような痛みではなかった。
ここで少し休み、問題の摩耶山の長い下りを走り始めた。
これまでよりはだいぶんマシではあるが、やはりこの長い下りに膝は耐えきれず、途中からはビッコを引きながらの下りとなった。

市ヶ原まで下った時、このままいつものように下山するのか、右へ曲がって縦走を続けるのか、少し考えた。
「ここまでよく頑張ったんだから大事を取って、本当に歩けなくなる前に三宮に下って餃子と冷たい生ビールにしようぜ!」と、心の中の悪魔が囁いている。
しかし少し座って考えていると、みるみる膝の痛みが弱くなってきた。
これはもう少し行けるかも・・・
あたりに人がいなかったので、ベンチに座ってランニングタイツを膝下まで脱いで、左足のテーピングをもう一度きつめに巻いてみた。
そして少し歩いてみると重い違和感はあるものの、痛くない!
これは確実にテーピングの効果が出ている。
もう心の中の悪魔はすっかり姿を消していた。
市ヶ原から川を渡り、これまで足を進めることが出来なかった鍋蓋山への道を進み始めた。
何となくこの日は鵯越まで行けたらいいな・・・と思っていたが、それが現実のことになりそうだ。
しかしこの先、鍋蓋山と菊水山という大きなアップダウンが2つもある。
ここで本当に大事を取って、この先はランニング無しで歩くことに決めた。


いくらテーピングが効いているからとはいえ、負傷してしまっていることに変わりはなく、やはり鍋蓋山の急な下りでは歩行状態でも膝にかなりの激痛が走った。
しかしこれが菊水山の登りになると嘘のように楽になった。

最後の菊水山の長い下りを痛みを耐えて下り、日暮れ前には鵯越の駅に着くことが出来た。

この後は電車で新開地まで下り、予てから気になっていた立ち飲みやさんへ。
一杯目の生ビールが死ぬほど美味かった。
悪魔の囁きに従って三宮で飲むビールは、美味いことは美味いだろうけど、ここまで美味くは無かったはずだ。

そして店の大将おすすめの「豚の胃袋」!
茹でた豚の胃袋にたくさんのパクチー添え。これは絶品だった!
この応用はいろんな場面で使えるなぁ・・・

なぜか知らんが立ち飲み屋にGibson SGのダブルネックが飾ってあった。
大将にこれ弾かれるのですか?と訪ねると全く弾けない。ただの飾り物だ・・・と言ってたけれど、立ち飲み屋の飾りにしてはあまりにもミスマッチで凄すぎる・・・???
今後更に膝対策を進めて、いつかは須磨まで走りきりたいと思う!!
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by onsite63
| 2015-05-29 17:41
| トレールランニング