2013年 01月 10日
日和佐クライミング Road trip
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【日和佐クライミング Road trip】
昨年の10月初頭に、島根クライミングRoad tripを行ったのであるが、その最中に嫁さんの体調が崩れて緊急入院したことは以前のブログで紹介した。
あれから3ヶ月経過して、ようやくそのリベンジのRoad tripに行こうと言うところまで、嫁さんの体力が回復した。
しかし、今は冬で雪が多い島根にリベンジすることは難しいので、温暖な太平洋側の岩場・徳島の日和佐に岩旅に出かけた。
南向きの太平洋に面したところに、このドッかぶりの岩場がそびえている。
岩質は砂岩。
石灰岩の様にポケットなどがあり、立体的なムーヴを組み立てることが出来、なおかつフリクションがとても良い。
そして比較的指に優しい。
実は、俺自身、最も好きな岩質である。
しかし、なかなか日本では少ないのも確かである。
岩が南側に展開しているので、太陽光線をいっぱいに浴びて、北風が遮られるので本当に暖かい。
冬に最高のパフォーマンスが出来る貴重な岩場だ。
真冬がこの岩場のベストシーズンだと思う。
そしてこのドッかぶり!!
何度眺めても口元がニンマリしてしまう。
実は今回の旅でこの岩を登るのが初めてなのだが、一昨年、関西に帰って来た時に、一度偵察に来ているのだ。
その時はアプローチで散々迷ったあげく、午後4時にやっと岩場に着くことが出来た。
それほど見付けるのが難しい場所にある。
そして今回、初クライミング!!
上部のチョックストーン状ルーフの中にも「DEEP INPACT(5.13c)」と言うかっこいい課題がある。
いつかはトライしてみたい課題だ。
ドーム状のメインエリアから海の方に出ると、海に張り出した「日だまりエリア」がある。
このエリアは太平洋の大海原をバックに波の音を聞きながら登る垂壁のエリアだ。
5.8~5.11aのルートが6本並んでいる。
初級クライマーにはもってこいのエリアだと思う。
岩場の背後にはこのように太平洋が!!
まずはアップにこのひだまりエリアでクライミング。
ビレイする嫁さんを上からパチリ。
その後メインエリアの「岬めぐり(5.12b)」をマスター・オンサイト狙いでトライした。
今回、この岩場では2日間とも我々の貸し切りだったため、ルートは全て俺がマスター・オンサイトでトライしなければならない状態だった。
ドッかぶりであるが悪いホールドが全く出てこないこのルート、一部トリッキーな部分があり、そこで迷って強引に進もうとしてテンションをかけてしまった。
オンサイト失敗・・・
頭が真っ白になると、冷静にクライムダウンして考えると言うことが出来なくなってしまう、俺の欠点がモロに出てしまう形のオンサイト失敗となった。
気を取り直して再トライすると何の問題もなく2撃で終了。
しかし体感グレードは5.12aくらいが妥当なところではないかなぁ・・・?と、思った。
初の5.12オンサイトはもう少し先に見送られることになった・・・
アプローチが少し危険なこともあり、暗くなる前には必ず駐車場まで戻りたかったので、この日は早めに退散。
今回は日和佐駅前のビジネスホテル・ケアンズさんにお世話になった。
このホテルはなかなか安価ながら部屋はとても清潔で、檜がふんだんに使われている室内は良い香りがして凄く快適だった。
冬場の日和佐クライミングでは常宿にしようと思う。
その夜の宴はホテルで紹介していただいた創作料理のお店「ひわさ屋」さんで。
大阪出身のサーファーで、波の良い日和佐に通ったあげくここに移住してしまったと言うマスターが経営するお店。
何を食べても美味かったが、今回は中でも絶品だったのが「阿波尾鶏のモモのタタキ」。
たまりませんでした!!
その他、日和佐と言えばやっぱりウミガメ!!
今回の旅では泊まらなかったけれど、アカウミガメが産卵する海岸に面した国民宿舎「ウミガメ荘」の水槽には、傷ついたウミガメたちが保護されていて、いつでもその姿を見ることが出来る。
水槽に近付くと、餌をもらえると思うのか、みんな集まってきた!
そして翌日は看板ルート「サウダージ(5.12b/c)」に軽くトライしてみた。
他にトライしているクライマー(と言うか我々以外にクライマーは)誰もおらず、今回は3ピン~4ピンの間のムーヴがわからなかったのであるが、この課題は次回の宿題として楽しみが一つ増えた。
この課題に関しては、いろんな人から聞くところによると、公表されているグレードよりももう少し辛いらしい。
とても楽しいRoadtripだった。
また近いうちに登りに来ようと思う。
昨年の10月初頭に、島根クライミングRoad tripを行ったのであるが、その最中に嫁さんの体調が崩れて緊急入院したことは以前のブログで紹介した。
あれから3ヶ月経過して、ようやくそのリベンジのRoad tripに行こうと言うところまで、嫁さんの体力が回復した。
しかし、今は冬で雪が多い島根にリベンジすることは難しいので、温暖な太平洋側の岩場・徳島の日和佐に岩旅に出かけた。
南向きの太平洋に面したところに、このドッかぶりの岩場がそびえている。
岩質は砂岩。
石灰岩の様にポケットなどがあり、立体的なムーヴを組み立てることが出来、なおかつフリクションがとても良い。
そして比較的指に優しい。
実は、俺自身、最も好きな岩質である。
しかし、なかなか日本では少ないのも確かである。
岩が南側に展開しているので、太陽光線をいっぱいに浴びて、北風が遮られるので本当に暖かい。
冬に最高のパフォーマンスが出来る貴重な岩場だ。
真冬がこの岩場のベストシーズンだと思う。
そしてこのドッかぶり!!
何度眺めても口元がニンマリしてしまう。
実は今回の旅でこの岩を登るのが初めてなのだが、一昨年、関西に帰って来た時に、一度偵察に来ているのだ。
その時はアプローチで散々迷ったあげく、午後4時にやっと岩場に着くことが出来た。
それほど見付けるのが難しい場所にある。
そして今回、初クライミング!!
上部のチョックストーン状ルーフの中にも「DEEP INPACT(5.13c)」と言うかっこいい課題がある。
いつかはトライしてみたい課題だ。
ドーム状のメインエリアから海の方に出ると、海に張り出した「日だまりエリア」がある。
このエリアは太平洋の大海原をバックに波の音を聞きながら登る垂壁のエリアだ。
5.8~5.11aのルートが6本並んでいる。
初級クライマーにはもってこいのエリアだと思う。
岩場の背後にはこのように太平洋が!!
まずはアップにこのひだまりエリアでクライミング。
ビレイする嫁さんを上からパチリ。
その後メインエリアの「岬めぐり(5.12b)」をマスター・オンサイト狙いでトライした。
今回、この岩場では2日間とも我々の貸し切りだったため、ルートは全て俺がマスター・オンサイトでトライしなければならない状態だった。
ドッかぶりであるが悪いホールドが全く出てこないこのルート、一部トリッキーな部分があり、そこで迷って強引に進もうとしてテンションをかけてしまった。
オンサイト失敗・・・
頭が真っ白になると、冷静にクライムダウンして考えると言うことが出来なくなってしまう、俺の欠点がモロに出てしまう形のオンサイト失敗となった。
気を取り直して再トライすると何の問題もなく2撃で終了。
しかし体感グレードは5.12aくらいが妥当なところではないかなぁ・・・?と、思った。
初の5.12オンサイトはもう少し先に見送られることになった・・・
アプローチが少し危険なこともあり、暗くなる前には必ず駐車場まで戻りたかったので、この日は早めに退散。
今回は日和佐駅前のビジネスホテル・ケアンズさんにお世話になった。
このホテルはなかなか安価ながら部屋はとても清潔で、檜がふんだんに使われている室内は良い香りがして凄く快適だった。
冬場の日和佐クライミングでは常宿にしようと思う。
その夜の宴はホテルで紹介していただいた創作料理のお店「ひわさ屋」さんで。
大阪出身のサーファーで、波の良い日和佐に通ったあげくここに移住してしまったと言うマスターが経営するお店。
何を食べても美味かったが、今回は中でも絶品だったのが「阿波尾鶏のモモのタタキ」。
たまりませんでした!!
その他、日和佐と言えばやっぱりウミガメ!!
今回の旅では泊まらなかったけれど、アカウミガメが産卵する海岸に面した国民宿舎「ウミガメ荘」の水槽には、傷ついたウミガメたちが保護されていて、いつでもその姿を見ることが出来る。
水槽に近付くと、餌をもらえると思うのか、みんな集まってきた!
そして翌日は看板ルート「サウダージ(5.12b/c)」に軽くトライしてみた。
他にトライしているクライマー(と言うか我々以外にクライマーは)誰もおらず、今回は3ピン~4ピンの間のムーヴがわからなかったのであるが、この課題は次回の宿題として楽しみが一つ増えた。
この課題に関しては、いろんな人から聞くところによると、公表されているグレードよりももう少し辛いらしい。
とても楽しいRoadtripだった。
また近いうちに登りに来ようと思う。
by onsite63
| 2013-01-10 00:58
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