2012年 12月 21日
コントラバス調整
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【コントラバス調整】
昨年の夏に新しいコントラバスを購入してから全く調整というものをしていなかったので、楽器を購入した「弦楽器・FUJIYA」さんに点検をしてもらおうとコントラバスを持って行った。
実は購入した時に、FUJIYAさんから、「寒くなったり暑くなる季節には点検に持ってきて下さいね」と言われていたのだ。
先日、ネットを見ていると、使っていると駒がどんどんネック側に倒れてくるのでこまめに調整をした方がよい・・・などと書かれていて、気がつくと1年半、放ったらかしにしていたので、そろそろ一度見てもらった方が良いなぁ・・・と思った。
*調整中のマイベース
点検の結果、特に割れや剥がれは発生していないが、駒が少しずれている・・と言うことで調整をしてもらった。
この時、弦高をあと1mm下げたいのだがどうすれば良いだろうかと相談をしてみた。
僕のコントラバスの駒にはウイルソンというメーカーのピエゾ・ピックアップが装着されていて、このピックアップは弦の1本1本に対して駒に穴を開けて装着されている。
なので普通、弦高を下げるというと、駒を削るのだが、このピックアップの場合は弦から何ミリの位置にセットすると言うことが決められていて取り付けられているので、このピックアップを付けている僕の駒は削るわけにはいかない。
なので、駒の足にアジャスターを取り付けるしか方法は無さそうだった。
しかし、コントラバスの弦高というものは、季節によって変わるものらしい。
と言うのは、湿気の高い時期には楽器は膨張していて、乾燥した時期では縮んでいる。
それにより弦高もかなり変化するらしい・・・
しかしその振れ幅は楽器によってばらつきがあるので、真冬の2月くらいに最も弦高が低くなるから、そのタイミングで考えた方が良い・・・と教えていただいた。
しかし、しばらく楽器を見て考えていたFUJIYAさん、ボソボソと何かを言い出して、おもむろに弦を緩めて再び駒をいじりだした。
そして再び弦のチューニングをして、「こんな感じでどうでしょう?」と言って、渡されたベースを弾いてみると・・・
ドンピシャの弦高になっていた!!
素晴らしい!!
弦高を下げる=削るorアジャスター
だけであると考えていたが、他にも方法があるとは・・・
さすがプロ!!恐れ入りました!!
今回の調整中には駒の話だけでなく、根柱の位置(コントラバスのボディの中には柱が立っている)によって弦のテンションが変わることや、指板メンテナンスのためのレモンオイルも指板のエッヂに塗るとそこから吸収されて指板が膨張し、割れの原因になることなど、いろいろためになる話を教えていただいた。
またこうしたメンテナンスなどはここで新品を購入した場合、アフターサービスとしてずっと無償でして下さるそうだ。
コントラバスの様な楽器は、いわゆる量販店的な楽器屋さんでも購入することは出来るが、やっぱりこういった専門店で購入しないといけないなぁ・・・としみじみ思った。
帰りにスハラジム・池田店によって軽くローカル・エンデユランスをやったが、一昨日のハードトレーニングの疲れがまだ溜まっていて、前腕がすぐにダメになってしまった。
昨年の夏に新しいコントラバスを購入してから全く調整というものをしていなかったので、楽器を購入した「弦楽器・FUJIYA」さんに点検をしてもらおうとコントラバスを持って行った。
実は購入した時に、FUJIYAさんから、「寒くなったり暑くなる季節には点検に持ってきて下さいね」と言われていたのだ。
先日、ネットを見ていると、使っていると駒がどんどんネック側に倒れてくるのでこまめに調整をした方がよい・・・などと書かれていて、気がつくと1年半、放ったらかしにしていたので、そろそろ一度見てもらった方が良いなぁ・・・と思った。
*調整中のマイベース
点検の結果、特に割れや剥がれは発生していないが、駒が少しずれている・・と言うことで調整をしてもらった。
この時、弦高をあと1mm下げたいのだがどうすれば良いだろうかと相談をしてみた。
僕のコントラバスの駒にはウイルソンというメーカーのピエゾ・ピックアップが装着されていて、このピックアップは弦の1本1本に対して駒に穴を開けて装着されている。
なので普通、弦高を下げるというと、駒を削るのだが、このピックアップの場合は弦から何ミリの位置にセットすると言うことが決められていて取り付けられているので、このピックアップを付けている僕の駒は削るわけにはいかない。
なので、駒の足にアジャスターを取り付けるしか方法は無さそうだった。
しかし、コントラバスの弦高というものは、季節によって変わるものらしい。
と言うのは、湿気の高い時期には楽器は膨張していて、乾燥した時期では縮んでいる。
それにより弦高もかなり変化するらしい・・・
しかしその振れ幅は楽器によってばらつきがあるので、真冬の2月くらいに最も弦高が低くなるから、そのタイミングで考えた方が良い・・・と教えていただいた。
しかし、しばらく楽器を見て考えていたFUJIYAさん、ボソボソと何かを言い出して、おもむろに弦を緩めて再び駒をいじりだした。
そして再び弦のチューニングをして、「こんな感じでどうでしょう?」と言って、渡されたベースを弾いてみると・・・
ドンピシャの弦高になっていた!!
素晴らしい!!
弦高を下げる=削るorアジャスター
だけであると考えていたが、他にも方法があるとは・・・
さすがプロ!!恐れ入りました!!
今回の調整中には駒の話だけでなく、根柱の位置(コントラバスのボディの中には柱が立っている)によって弦のテンションが変わることや、指板メンテナンスのためのレモンオイルも指板のエッヂに塗るとそこから吸収されて指板が膨張し、割れの原因になることなど、いろいろためになる話を教えていただいた。
またこうしたメンテナンスなどはここで新品を購入した場合、アフターサービスとしてずっと無償でして下さるそうだ。
コントラバスの様な楽器は、いわゆる量販店的な楽器屋さんでも購入することは出来るが、やっぱりこういった専門店で購入しないといけないなぁ・・・としみじみ思った。
帰りにスハラジム・池田店によって軽くローカル・エンデユランスをやったが、一昨日のハードトレーニングの疲れがまだ溜まっていて、前腕がすぐにダメになってしまった。
by onsite63
| 2012-12-21 14:10
| 音楽