2011年 01月 06日
2010タイ旅行記2(クラビ・ライレー2日目)
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【2010タイ旅行記2(クラビ・ライレー2日目)】
(*写真をクリックすると大写しになります!!)
クラビ到着の2日目は、宿で朝食をそそくさと済ませ、ライ・レー目指して移動を開始した。
昨日と同じく、クラビからアオ・ナンにソンテウで行き、アオ・ナンからは直接トンサイへ向かう舟に乗った。
本日はいよいよクライミングのメインとなるトンサイエリアで腰を落ち着けてのクライミングだ!

久しぶりのトンサイでどっかぶりの壁を眺めていると、思わずほほがニマニマとほころんでしまう。
とりあえず直ぐ隣にある傾斜の緩いダムズキッチンでアップを始めた。
まずは小手調べに左端にある簡単な数本のルートに取り付いた。


そしてアップが終了した後、トンサイでいろいろと課題を物色していたが、同行の2人がダムズキッチンにあるライオンキング(6c+)というルートに取り付くと言うので、これに便乗させてもらった。
少し前傾した白く美しい壁の中程に大きなフレークがあり、そこを伝って登って行く人気ルートだ。

まずはOK嬢がオンサイトトライ。
丁寧にムーヴを探りながら登って行くが、最初に登った数本の疲れがまだ残っていたらしく、最後の部分で惜しくもフォールしてしまった。
続いてIM氏のトライ。
核心となるライオンの顔を想像させるフレークでかなり苦心しパンプしてしまった。

そしていよいよ僕のトライの順番が回ってきたが、そろそろ岩が直射日光を浴びだして灼熱と化し始めていた。早く登らねばと焦り、核心のムーヴがかなりぞんざいになってしまった。
しかし、終了まで問題なく達した・・・・かの様であったが、終了点のガバをつかんだ瞬間に、手がすっぽ抜けてしまった。
まさかのフォール・・・あっちゃー。
で結局3人ともこの課題は一撃ならずであった。
この時点で昼少し前だったのであるが、ここで二つの大きな問題に直面してしまった。
まず一つ目は・・・・
この時間になると、ダムズキッチン全部とトンサイの右半分が完全に直射日光になってしまう。
いくら涼しいと言われているこの時期のタイでも、炎天下で登るのは流石に辛い・・大変辛い・・
なので、これらのエリアの課題を片付けようと思うと、朝の比較的早い時間にトライし、午前中にとっとと片付けなければならない。
そして二つ目の問題点とは・・・・
ちょうどその昼頃めがけて満潮時間がやってくる・・・と言うことだった。
トンサイエリアは中央部が一番海に張り出しているのであるが、満潮になるとこの部分が完全に波をかぶってしまう。
そして、その周囲も取り付きにまで波が来るのでとてもクライミングにならない。
実は今回のツアーで密かにじっくりトライをしてみたいと思っていた8aのルートが何本かあったのだが、それらのルートはことごとくエリア中央の右側に存在していたので、この2日目の時点で完全にその目的が絶たれてしまったことに気付いた。
まあ、凹んでいても仕方がないので、時間も昼だし、とりあえずはトンサイエリアの横にあるレストランでランチとビールの休憩。
僕はパッタイを注文した。

その後少し休憩して、今度はトンサイの背後にあるファイアーウォールあたりの岩壁群が午後に日陰になるので、偵察に行ってみた。
いろいろ物色してみて、いくつか登れそうな課題があったが、この日はクラビまで帰らなくてはならないのでここで時間切れ。
岬の反対側にあるラーレーイ-ストに5時半までに行かなければ舟に乗れないので退散することにした。
夕方浜辺に降りると、トンサイエリアのヘッドウォールが夕日を浴びてとても美しかった。

この時間帯はライレーにいて、とても幸せを感じる時間だ。
その後、何とかギリギリにライレーイーストの舟に間に合って、夜が始まるクラビに帰り着いた。
途中の舟から、西の残照にシルエットで浮かび上がる、チキンアイランドやボダアイランドの島々がとても美しく見えた。

クライミングで疲れた体に潮風を浴びて、この風景を眺めながら帰り道に着くのは、あまりにも贅沢な時間だなぁ・・・と思った。
その夜は船着場横に並んだ屋台村で食事をしたり、ナイトバザールをうろうろしたり、宿近くのオシャレなバーでワインを楽しんだりしたことは言うまでもない・・・。



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クラビ到着の2日目は、宿で朝食をそそくさと済ませ、ライ・レー目指して移動を開始した。
昨日と同じく、クラビからアオ・ナンにソンテウで行き、アオ・ナンからは直接トンサイへ向かう舟に乗った。
本日はいよいよクライミングのメインとなるトンサイエリアで腰を落ち着けてのクライミングだ!

久しぶりのトンサイでどっかぶりの壁を眺めていると、思わずほほがニマニマとほころんでしまう。
とりあえず直ぐ隣にある傾斜の緩いダムズキッチンでアップを始めた。
まずは小手調べに左端にある簡単な数本のルートに取り付いた。


そしてアップが終了した後、トンサイでいろいろと課題を物色していたが、同行の2人がダムズキッチンにあるライオンキング(6c+)というルートに取り付くと言うので、これに便乗させてもらった。
少し前傾した白く美しい壁の中程に大きなフレークがあり、そこを伝って登って行く人気ルートだ。

まずはOK嬢がオンサイトトライ。
丁寧にムーヴを探りながら登って行くが、最初に登った数本の疲れがまだ残っていたらしく、最後の部分で惜しくもフォールしてしまった。
続いてIM氏のトライ。
核心となるライオンの顔を想像させるフレークでかなり苦心しパンプしてしまった。

そしていよいよ僕のトライの順番が回ってきたが、そろそろ岩が直射日光を浴びだして灼熱と化し始めていた。早く登らねばと焦り、核心のムーヴがかなりぞんざいになってしまった。
しかし、終了まで問題なく達した・・・・かの様であったが、終了点のガバをつかんだ瞬間に、手がすっぽ抜けてしまった。
まさかのフォール・・・あっちゃー。
で結局3人ともこの課題は一撃ならずであった。
この時点で昼少し前だったのであるが、ここで二つの大きな問題に直面してしまった。
まず一つ目は・・・・
この時間になると、ダムズキッチン全部とトンサイの右半分が完全に直射日光になってしまう。
いくら涼しいと言われているこの時期のタイでも、炎天下で登るのは流石に辛い・・大変辛い・・
なので、これらのエリアの課題を片付けようと思うと、朝の比較的早い時間にトライし、午前中にとっとと片付けなければならない。
そして二つ目の問題点とは・・・・
ちょうどその昼頃めがけて満潮時間がやってくる・・・と言うことだった。
トンサイエリアは中央部が一番海に張り出しているのであるが、満潮になるとこの部分が完全に波をかぶってしまう。
そして、その周囲も取り付きにまで波が来るのでとてもクライミングにならない。
実は今回のツアーで密かにじっくりトライをしてみたいと思っていた8aのルートが何本かあったのだが、それらのルートはことごとくエリア中央の右側に存在していたので、この2日目の時点で完全にその目的が絶たれてしまったことに気付いた。
まあ、凹んでいても仕方がないので、時間も昼だし、とりあえずはトンサイエリアの横にあるレストランでランチとビールの休憩。
僕はパッタイを注文した。

その後少し休憩して、今度はトンサイの背後にあるファイアーウォールあたりの岩壁群が午後に日陰になるので、偵察に行ってみた。
いろいろ物色してみて、いくつか登れそうな課題があったが、この日はクラビまで帰らなくてはならないのでここで時間切れ。
岬の反対側にあるラーレーイ-ストに5時半までに行かなければ舟に乗れないので退散することにした。
夕方浜辺に降りると、トンサイエリアのヘッドウォールが夕日を浴びてとても美しかった。

この時間帯はライレーにいて、とても幸せを感じる時間だ。
その後、何とかギリギリにライレーイーストの舟に間に合って、夜が始まるクラビに帰り着いた。
途中の舟から、西の残照にシルエットで浮かび上がる、チキンアイランドやボダアイランドの島々がとても美しく見えた。

クライミングで疲れた体に潮風を浴びて、この風景を眺めながら帰り道に着くのは、あまりにも贅沢な時間だなぁ・・・と思った。
その夜は船着場横に並んだ屋台村で食事をしたり、ナイトバザールをうろうろしたり、宿近くのオシャレなバーでワインを楽しんだりしたことは言うまでもない・・・。



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by onsite63
| 2011-01-06 18:03
| クライミング